☆ 『華文字』という名称
書画一体、華文字を表現の術とされた
道風平安朝流書法家元 重本一晃氏の
書法名称によるものです
師曰く『心の華の美を最大に表現する文字』です
心象こめて自由に書きあげた書を指します
☆ 華文字の『華』とは
古語を紐解きますと、開きたる花を華という
と述べられております
☆その形式
楷書・行書・草書・漢字・平仮名にわたる飾り文字のことです
☆その特質
英文では頭文字を大文字で書くように
華文字では注目を惹かせたい文字を
アピールさせるような作品に仕上げます
☆そのポイント
形や雰囲気また感性など「その文字」が持つ意味合いを
考慮して書き上げます
文字とは表現の手段ですが
その可読性を超えた心象表現もします
よって『文字を超えた文字』を書くこともあり得ます
☆華文字創作法のこつ
筆の運びを軽く柔らかく、手首を無重力の状態で運筆します。